プリウス日記 Prius Diary --- インスパイアー・ザ・ネクスト? ---
2003年4月分

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4月9日 GetASFStreamはすごいね

 さて、3月29日の項でやった、『GetASFStream』を使って、ストリーミング動画を保存する続き。
 おやおや? 3月29日の項では、スライドバーが使えないって書いたけど、いまやったらちゃんと使えてるなぁ。なんでだろ。まぁ、こういうときはメモリー不足のせいにしとくのが私の常套手段。
 それはともかく、GetASFStreamを使うと、あれのときはファイル容量その他の関係で保存できなかった、2Mbpsでの配信の動画も保存できる。

256Kbps
動画サイズ 320×240
動画時間 11:43
ファイルサイズ 19.1MB
ダウンロード時間 30秒

1Mbps
動画サイズ 448×336
動画時間 11:43
ファイルサイズ 86.5MB
ダウンロード時間 4分2秒

2Mbps
動画サイズ 640×480
動画時間 11:43
ファイルサイズ 168MB
ダウンロード時間 11分45秒

 うーん、ちゃんと再生もできて、あらためてGetASFStreamのすごさを思い知る。
 参考までに、それぞれのダウンロード時間を計ってみた。2Mbpsのダウンロード時間を見てみると、168MBのファイルをダウンロードするのに11分45秒。ビットと秒に直して割り算すると、1.91Mbpsとなって確かに2Mbpsで配信されてることがわかる。つまり、いくら光ファイバーだからって、これ以上の速さではダウンロードできないってことだな。
 ファイルサイズは、2Mbpsの場合でも168MBだから、前にやったように、あれでAVI保存しMPEG2に変換するより、3分の1くらいになっている。これでも、前後編合わせても1枚のDVDに10話分以上入っちゃうワケか。256Kbpsの動画なら100話くらい入っちゃうな。すごいすごい。
 

 もちろん、配信しているファイルそのものだから、1月26日の項で懸案だった書き換えの横線も見えることはない。

 ところで、このダウンロードしたファイルだと、あたまのところに、3秒ほど東映アニメBBのマークが入ってしまうので、これを削除したい。前にMPEG2ファイルを作ったときのように切り取れたらいいのだけれども。期待はしてなかったが、プリウス付属のジャストシステムの『MegaVi DV2』では、さも当然であるかのようにwmvファイルが読み込めない。音声ファイルであるwmaは読み込めるのになぁ。どうしたもんか、これが次の課題。
 

 余談だが、GetASFStreamでは、URL欄の最後が“/(スラッシュ)”の文字で終わっていると確実に落ちる。たぶん、バグだと思われるので、次のバージョンでは直ってるといいなぁ。まぁ、そんなURLを入れることはまずないのだが。
 


4月3日 新しいデジカメを買った!

 キヤノンの『PowerShot S50』。
 500万画素。新宿のさくらやで、本体+バッテリー+128MBコンパクトフラッシュ+保険+消費税−ポイント8900円でしめて8万3333円
 なんで、これにしたかというと、まず、あまりカメラカメラしてない外見。それから、露出をマニュアルで変えられるところ。実は考慮したのはこの2点だけ。500万画素なんていらないよ、と思ったけど、このひとつ前のPowerShot S45と比べると、やっぱ新しいほうがいいかなぁと多少の見栄もありこちらを購入。しかし、500万画素なんてちょっと前の高級一眼レフタイプのカメラ並みだもんなぁ。すごい世の中だ。
 

 左がいままで使っていたフジフイルムの『FinePix 4500』の画像。右が『PowerShot S50』。
 オリジナルのサイズはFinePix 4500のほうが1280×960、PowerShot S50は1600×1200。どちらもカメラの性能上はもう一回り大きいサイズで記録できる。また、保存は一番画質の高い(というか圧縮率の低い)ものを使用。カメラの設定は、どちらもオート。場所は桜の花が5分咲きの吉祥寺、井の頭公園。
 PowerShot S50のほうが、コントラストが強く、はっきりした印象。また色もやや違って、FinePix 4500のほうが桜の花びらが白く見える。このへんは、カメラの設定をいじることでもう少し変えることができるので、まぁどちらがいいというところまではこの段階では判断できないでしょう。

 上の写真の一部の拡大し、サイズをそろえたもの。左がFinePix 4500、右がPowerShot S50。
 PowerShot S50のほうが、だんぜん解像度が高いが、これは、CCDの画素数も違うし、画面のサイズも違うのだから当然。ちなみに、FinePix 4500のほうは、ハニカムCCD240万画素で、フジフイルムによると432万画素相当とのこと。
 画質だけを見ると、PowerShot S50のほうが、ぜんぜん良さそうだが、本体のサイズがPoweShot S50のほうが大きく、また重く、FinePix 4500のほうが手軽に持ち歩いて気軽に撮影できる。

 PowerShot S50を選んだ理由のひとつである、マニュアル撮影。PowerShot S50にはこのほか、絞り優先シャッタースピード優先などなどの撮影モードがあり、本体上部のダイヤルで変えられる。このダイヤルは、私が持っている、同じくキヤノンの『EOS 100QD』とほぼ同じで、使いなれてるということもある。もっとも、EOS 100は、最近はほとんど使ってなかったが。
 

FinePix 4500
絞り値 F2.8 シャッタースピード1/4秒
ISO感度200相当(固定) 露出補正+1.5

PowerShot S50
絞り値 F3.2 シャッタースピード1/4秒
ISO感度400 露出補正 0

 で、露出をマニュアルで変えられるということは、暗い場面を撮るときに威力を発揮する。
  FinePix 4500のほうは、最大限明るく撮っても、これが限界なのに、PowerShot S50のほうでは、いとも簡単にこんなに明るく撮れてしまう。と、思いきや、絞りやシャッタースピードを見るとどちらもほとんど同じ。ISO感度は、PowerShot S50のほうは50から400まで変えられるので、400にして撮ったのだが、そんなことよりも、メモリーカードに記録するときにカメラが自動的に補正して明るくしてるようである。ふむ、なかなかよくできている。

 最後にプリウスに(強引に)関係ある話。PowerShot S50にも、USBケーブルが付属しており、プリウスにつなぐだけで、ドライバーもいらず自動認識してくれた。いやーラクになったもんだなぁ。


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